産地直送の新鮮な食材にこだわった多彩なメニュー、全国から取り寄せられた銘酒の品ぞろえもさることながら、板前さんとの会話を楽しめるのも「季布や」の魅力のひとつ。カウンター越しに言葉を交わしながら楽しむ料理やお酒はまた格別。そこには、大人にしか味わえない粋な空間が広がっている。
今回、西迫料理長がすすめてくれたのは、夜のグランドメニューの一品「野菜ずし」。「ネタは野菜やお漬け物ですね。季節によって旬のものに変わりますが、今の時期ですと水ナス、キャベツ、キュウリ、ダイコン、芽ネギなどがおいしいです」。旬のみずみずしい野菜やお漬け物が楽しめると、特に女性客から好評を得ているという。中でもお漬け物は、オープン以来ずっと京都の決まった店から取り寄せているこだわりの品。職人の手により薄味に仕上げられたお漬け物は、素材の味や風味が引き立つ極上の一品だ。
自らカウンターに立ち、毎日お客様と接している西迫料理長。ときには、料理のコツなどを披露することもあるという。「和食の店では料理人の顔が見えないことが多いですが、私はお客様との会話を大切にしています。特にお一人の場合は進んでお声を掛けますし、常連さんには隠しメニューをお出しすることもあるんですよ」。そんな気取らない料理長の人柄が、常連客を引き付ける理由なのかもしれない。
7月1日からは毎年恒例の食べ放題ディナー「味満菜」も開催。要望の多かったデザートが初登場し、手作りの和菓子を加えた和の創作メニュー約50品がずらりと並ぶ。舌で楽しみ、目で楽しみ、会話で楽しむ。そんな心地よい時間を「季布や」で楽しんでみてはいかが?
(ご予約は047-355-7777)
|
 |
1967年生まれ。92年に京都ブライトンホテル入社。蓼科ブライトンホテルを経て、2004年浦安ブライトンホテル「季布や」の料理長に就任。お吸い物や煮物の味付けにこだわり、自分にしか出せない味覚を守っていきたいと語る。
|
|